昨日のこと、恒例の宇都宮出版会議が開催されました。

本気で本を出したい方、出版に興味のある方が参加され、出席人数が今まで最多の２０名となりました。

栃木NO.1のカメラ屋さん、
サトーカメラの佐藤勝人専務のご紹介で
栃木県内だけではなく、
和歌山、富山、岐阜からいらっしゃった方も！


９名の方が企画を発表してくださいました。

今回、私は、
企画の趣旨を考えることは、もちろんのこと、
「どれだけの読者がいるだろうか」と
まず、考えることにしました。

読み手がいないと、商業出版にはなりません。
約1,500円の金額を払って買いたいと思う人が全国にどれほどいるか、これが大事です。
いくら個人的に面白いと思っても、自分と同じ感覚の読者はもしかしたら少ないかもしれない。

そこで、編集者としては
「この企画をどうやって、多くの人が読みたいと思う本にするか」
を考えなくてはいけません。

もしかしたら、
読者対象の業種を広げればいいかもしれないし、あえて業種を絞って狙えばいいかもしれない。
企画をもっと即効性のあるものにすればいいかもしれないし、
思い切って「1億円稼ぐ！」なんていやらしい（？）タイトルと内容にすれば食いついてくるかもしれません。

基本的なことかもしれませんが、
「編集者脳」が鍛えられる会議でした。

参加者皆さんの意見が聞けるのも、
編集者としてとてもためになります。
「編集目線」ではなく、「読者目線」がリアルに聞けますので。。。



さて今回、とても面白い企画が上がりました。
「行列」「TV出演」「キャー」がキーワード（？）の
繁盛店になるための本です。
これは満場一致で「いいね！」という企画でした。
本になる日も近いかも！！

この会議の模様はサトーカメラの佐藤専務のブログでも垣間見れます。
是非読んでみてください。


約２ヶ月に一度行なわれる宇都宮での出版会議、
次回は
２００９年３月２３日（月)　午後１時から
です。

「出版したい！」と思っている方はもちろん、
「本は出したいが、どうやって本の企画をつくるのだろう」と
思っている方のご参加もお待ちしております。
ぜひご連絡くださいませ。