DOBOOKS公式ブログ 同文舘出版

2008年11月17日

出版企画会議in大阪 「企画を立てるための新しい目線を学んだ」の巻

土曜日のこと、
恒例の出版企画会議が大阪で開かれました

真剣な聴衆今回の会には、今月末と来月に出版を控えている二人の著者さんがいらっしゃいましたので、
最初に「出版までの道」をスピーチしていただきました。

「この日に絶対本を使いたい!という明確な日程目標があったから筆が進んだ」
「編集者からの絶妙なタイミングの電話・メールで、悩んでいる点も解決できた」
(この編集者とは「プチ美人編集者TK」です。そのタイミング、学ばなければ…!(新人Tのつぶやき))
「勢いも大切」

「書き始めるとどんどん広がっていく」
「こんな機会はないと思って書いた!」
「企画が通ったら、集中して一ヵ月半で執筆した」(驚き!)

などなど、これから本を出したいと思っている方へのエールを送っていただきました


真剣な発表今回は4名の方が新企画を発表。
やはり緊張気味ですが、
編集部の意見、
聴衆の意見、
そして、経営コンサルタント宮内亨先生のまとめのコメントが
いただけるので、企画は洗練されていきます。

自分の経験や商売を基に本を書く事は、
「自分の棚卸」にたとえられます。
今回、宮内先生は発表者の企画を整理するにあたって、

縦軸「自分が生きようとする世界」
横軸「共に生きられた世界」

のグラフをお書きになりました。
新人Tは最初、難しいなと思いながらも、
これは「企画のための棚卸だな〜」と感じながら聞いていました。

縦軸のメモリになる自分の経験、
そこに
横軸で読者のための共通のメモリをつくる。

このグラフをきちんと埋められないと、
「自分よがり」な企画になってしまう、と。

なるほど、きちんと企画の段階で整理されていないと、
原稿を書き始めてもまとまらない、
そんな時はきっと
こういうことが出来ていないんだなと思いました。


難しいことを聞き、考えて、頭がパンパンになりましたが、
これから企画を立てるときに、
ちゃんと考えよう(著者と共に)と思ったのでした


dobooks at 13:13│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by たけなみ   2008年11月19日 19:02
これからはどんな企画も1ヶ月で脱稿としましょうか(冗談です)

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